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’06-’07 bjリーグ ファイナル & 3位決定戦 [シリーズ:東京アパッチ観戦&バスケットボール]

セミファイナルはチケットを買っておきながら、大学の用事のせいで見に行けず。

もはや殺意すら覚えて、日曜日はなんとか有明コロシアムへ

ここは東京アパッチのホームなのに東京は今シーズン最下位・・・・。

あぁ、寂しい。

 

 

■3位決定戦

大分ヒートデビルズ 90 対  72 新潟アルビレックスBB

長く書くとアレなので。

この日、大分の選手として出場した鈴木(3番)と青木(34番)は元は新潟の選手。

青木にいたっては、元東京の選手で有明はホームでもあった。

そして新潟のジャックハートマン(44)は去年、大分に居た選手でもある。

なんとも一部の人にとっては複雑な?感慨深い試合かもしれない。

この試合、マンオブザマッチを選ぶとすれば鈴木を個人的には推したい。

新潟に隙が多かったとはいえ、完全にゲームのペースをコントロール。

落とせない場所でのスリーに裏をかくアシスト。PGとして十二分だ。

マイキーマーシャルと大黒柱のアンディエリスもディフェンスで奮闘し

新潟のニックデービスを完全に封印していた。

新潟は完全に集中力を切らしており、安易なパスミスやオフェンスチャージング、ちょっと見ていて情けなかった。

試合はインサイドを支配し、鈴木がゲームをコントロール。大分の圧勝。

大阪の天日ヘッドが大分が一番嫌だという理由が良く分かった。

去年のような息の合わない潜在力だけのチームじゃなくなったかな。

攻撃は三友と鈴木のガード陣にアンディエリス、マイキーマーシャルのような器用でタフな選手が加入したのも大きいし、何よりディフェンス!!

新潟以上のチームディフェンス。スチールは少ないが相手を楽にさせないディフェンスをする。

数字には表れにくい完成されていて、「攻撃的な守備」じゃなく「隙のない守備」と言おうか。

もちろん、TOの少ない「隙のない攻撃」が新潟得意のスチールからの速い展開を押さえ込んでいたのもあるだろうけど。

ノーマークで新潟が打ったシーンがあまり見えなかったな。

新潟は要所要所でのミスと日本人選手が思ったより成長していないのが感じられた。

怪我人が多かったせいもあるだろうが、チームの完成度は去年より低く、TOが多いという欠点は修正できて居なかった。

ただ新潟はファンも多いし、下部組織もある。

去年の完成度が高かったので、それほど心配する必要はないかな。

試合後、大分のアレンやマイキーとかが西口広場に普通に出てきてAND1のシューズを見ていました。

 この選手とファンの距離がbjの魅力の一つでアリ続けて欲しいなぁ。

やっぱドデカイ選手を間近で見るのはバスケの魅力の一つだと思う。

 

■ファイナル

大阪エヴェッサ94 対 78高松ファイブアローズ

点差は最後には開いたけど、展開的には面白かった。

なんか高松のチアスティックを貰ってしまった。

ただグッズがあると声を出さなくなってしまうのか、大阪ブースターの方が迫力あったなぁ

 

●第1Q 大阪28 VS 22高松

ハイペースな出だし。インサイドの破壊力がある大阪と同じようにスピードのある展開が得意な高松

特徴は1on1中心の大阪とパスワークと精度の高いシュートで攻める高松

試合は大阪が一歩先にリード。高松が決勝ということで固さを残しながら食らいついていく展開。

間違いなくファイナルにふさわしいワクワクする展開

●第2Q 大阪25 VS 25高松

前半と同様にハイペースな展開

大阪が余裕をもって得点をするが、高松がボールをよく回して必死で追いすがるような展開

大阪は突き放したいが突き放せず、高松は引き離されないように必死なように思えた。

高松は変なミス(イージーなパスミスやら息の合わないプレイなど)自分達の攻撃リズムを模索している段階。

大阪はそれを嘲笑うかのように得点を重ね、高松はスパークス・中川・ウォーレンのアウトサイドで追いすがる。

両チームともガードとインサイドに好選手を揃えており、特にこの時点では高松のスパークス、中川のアウトサイドの決定力が目をひき、ロティックは攻撃よりも組み立てに専念している様子だった。

●第3Q 大阪17 VS 16高松

徐々にリズムを掴み始めた高松

Qの最初には6点差でくらいついており、充分に後半でひっくり返せる得点差だった。

大阪はロティックからのアシストでニュートンらが落ち着いて決め、7点差からは近づけない。

インサイドからの攻めで確実にゴールを沈めているも高松のディフェンスが徐々に激しくはなり得点ペースは鈍る。

●第4Q 大阪24 VS 15高松

開始直後、この試合初めてQの先制点を高松が上げる。

得点は5点差へ。

ディフェンスもウォーレン、スチール王のスパークスが立て続けにボールを奪い、シュートに持ち込むも防がれる。

スチールからの展開だけに高松のリズムが良くなり始め、ウォーレンが決め3点差へ

 

 

ただ・・・・

 

その後、連続してスリーを外してしまう。

そしてロティックのスリーで再び6点差へ。

つかみかけた相手の尻尾がするりと逃げ始める。

Qの先制からロティックのスリーまでに、

高松が奪ったスチールは3、7本のシュートを打ち、2Pが2本。

前半、あれだけ決まったスリーは3本打ってゼロ。

得点はたったの4点だった・・・。

ロティックのスリーはこの日1本だけ。

だけど、勝負所での1本だけに影響が大きく、その後外したもののアシストを決め完全にゲームの流れを呼び戻してしまう。

高松の選手はウォーレンのスリーが外れた瞬間、

高松ブースターの溜息と共に顔を下に一瞬下げてしまう。

「あぁ・・・また外してしまった」そんな感じなんだろう。

 

試合が決まった瞬間だったように俺には思えた。

 

13点差に広がり、シューターの岡田を投入するももはや万事休す

最後にもスリーが入ってはいたが、「あの3本の一つでも・・・」

そう思わずにはいられなかった。

高松は新加入ではあったが、非常に息のあったチームオフェンスと

ボールが奪えて得点もアシストもできるスパークス

視野の広い器用なセンターとPFのアシュビーにウォーレン

日本人選手でも手堅い喜多に爆発力のある岡田、得点能力のあるアタリも強い中川などかなりの好選手を揃えていた。

これでディフェンスとインサイドを鍛えられたら、さらに怖くなるなぁ。

大阪は相変わらずの強力な個人能力と高さでねじ伏せた感じだった。

今シーズンは終わったが、また来シーズン、面白いファイナルが見たい。

 

写真は、試合後ベンチで動かないで座ったまま高松の3選手

去年、東京の外人達も同じようにベンチで動かないで居ました。

 

 

個人的には仙台が出てきた方が応援は楽しいかな。

あとGWにやって欲しいし、今年の大会運営はグズグズだった気がする・・・・・

 

PS また写真はアップするかな、良いのがあまり無いけど。。。。


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