進路未定、進路未決定、進路決定不可。 [研究]
気付いたら2ヶ月以上もBlogを更新していない・・・・_| ̄|○
現在はそんなこんなで分子生物学会のポスターを用意した後、
個人的なイベントも色々あって投稿用論文を書いてる状態。
(バイクも野球もバスケも色々ありました・・・・)
(学会も大して得るものがなかったし、パソコンは不調になるし)
そして、9月か10月には博士号学位取得の為の予備審査、年明けには本審査。
目が回りそう・・・・。
事実、最近、立ちくらみが連発です。
多分、軽い鬱ヽ( ´ー`)ノ 再発してるかもwww
まぁ今の自分なら克服できるはずだけど。
研究グループの一番上に位置する教授からのプレッシャーは日増しにきつくなって
勝手に他の助教授にハーバードと自分の研究を共同研究にされて
自分の教授は忙しくて研究室に居ないから話しもろくにできなくて、
それぞれの思惑が入り乱れて研究の方向性がフラフラするし、オチが付きにくい状況。
結局、最後には自分の身に降りかかるのに、上の教授・助教授の顔色を伺ってしまう・・・・・。
周りの人が言うには、学位取得は大丈夫だと言ってくれるけど
半期の上の人より早く卒業してしまうと言う可能性に、悪いことをしてる気までしてしまう。
・・・・・・・・自分のせいではないのに。
今の研究所は、自分が入った時には学生は少なくて、研究員が多かったけど今では学生が多い。
学生に人件費はかからない。むしろ授業料まで納めてくれる金づる。
研究員ってのは既に学位号を取得して、他の大学なり充分な教育を受けてきた、あるいは自育して来た人達なので、うるさく言わなくても充分に研究遂行能力がある。
その弊害か、「博士課程の学生を教育する」と言う意識が教授達に極端に欠けていて、
黙って従え、あるいは結果だけを要求する風潮がものすごく強い。。。。
普段は細かい所まで見ないけど、審査の際には突然うるさくなったりする。
悪いことに、そんな環境に放り出された学生はへりくつと愚痴ばかりが増えてしまう・・・。
俺もそんな一人だった。
自分の卒業後の進路は未定だ。
そんなことまで考えられず、眼前の予備審査のことばかり。
どーやって食べていこう。
卒業後はアメリカに渡って二度と帰って来ないような人生か?
それとも職がなくて、アルバイトで食いつないで行くような人生か?
上の人達の思惑に振り回されて、研究の情熱まで失いかけてる。
なんで研究者になりたかったんだろ・・・・。
凄い人達と、凄い研究と、凄い事実と、
そんな「凄い」ばかりに出遇いたくて、参加したくて、
この世界に残ろうと決めたんだけどなぁ。
目の前に繰り広げられてるのが「権力」と「金」と「雑務」と「不条理」
うちのオヤジもこんな世界で生きてきたのか?
って、訊いたら・・・・・
「ワシらには、学生は足手まといにしかならんし、金もかからん。雑用は多いけどなぁ~」
だ、そーな。
分野違えば、分化、じゃなくて文化も違う。
今週から週一回のミーティングが再開。
何にも学生から意見のでないミーティング
失敗実験を笑って流すだけのミーティング
教授が単に結果を知りたがり、都合の良い結果から好き勝手に妄想を語り始める為だけのミーティング
複数の教授が座っていながら、権力を持った一人だけが好き勝手に喋り続けるミーティング
学生は座って、黙ってるだけのミーティング
ある種、御前会議とも言える
僕らはそれを自分たちのグループ名にちなんで、
「欠陥(血管)ミーティング」と呼んでいる。
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